季刊〔ビィ〕Be!155号……《特集》「対話」が始まると人生が動き出す!
- 発行:2024年6月
- 価格:957円(税込)
- 発行元:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
- 発売元:アスク・ヒューマン・ケア
- A5判/114ページ
- ISBN:ISBN978-4 909116-43-7
特集 依存症×オープンダイアローグ
「対話」が始まると
人生が動き出す!
アディクション支援の場で活かせるエッセンスと、私たちの原点に出会える考え方。
オープンダイアローグの可能性の扉を開く!
《PART1》
どんな感じ? まずは、やってみよう!
《PART2》
対話が「開かれている」って、どういうこと?
《PART3》
どこで誰が、どんなふうに実践できる?
《PART4》
実践するためのポイントをまとめてみた!
【協力 森川すいめい 星野概念 斎藤環】
今号の注目!
減酒治療《シリーズ5》
「飲酒運転」で通報!
妻と夫が体験を語る
「減酒治療」で通院中の夫が飲酒運転を繰り返すのにたまりかね、妻が警察に通報。
その結果、何が起きたでしょうか…?
妻側と夫側、双方の語りから、さまざまなことが見えてきます。
登場する3つの医療機関のスタンスの違いにも、考えさせられるものがあります。
インタビュー
コザック前田(ミュージシャン)
睡眠薬とアルコール
運命を変えた一瞬のシラフ
パンクバンド、ガガガSPのボーカル、コザック前田さんは、10年にわたって睡眠薬とアルコールがやめられずに苦しんだ。
「内科の病院回りを繰り返して、薬を集めました。やめたこともあるけど、半日でひきつけを起こして救急搬送されたから離脱症状が怖かった。2017年の大型連休の時、病院が休診しているのに、あと5錠しか残っていないという状況になります。1錠を8つに割ってちょっとずつ飲んだけど効果は薄くて、ほぼ10年ぶりに一瞬だけシラフに戻ったんです」
そして――。
【取材・文 塚本堅一】
Topics
ギャンブル当事者・家族の
知恵と経験を持ち寄る――
プレッシャー リリーフ ミーティング
希望者殺到の理由
三重県発 やれる・活かせる
職場のアルコール対策《2つの実践》
強みとコツはここにあった!
◇入社から退職まで関われるのが、産業保健の強み【三重交通健康保険組合 早川恭子】
◇介入・治療・復職をチームで支える【本田技研工業株式会社健康推進室鈴鹿 道井聡史 向井理夏 芝原麻由】
飲酒運転に悩む家族にも
「インターロック」って使える?
【橋本愛喜】
能登半島地震 被災地からの声
基本法NOW
◇どう活用する? 健康に配慮した飲酒に関するガイドライン
◇速報! 28都府県が2期計画策定
石谷師子さんをしのんで
好評連載
《新連載エッセイ》わたしは盗らないクレプトマニア(窃盗症)
(1)「打ち出の小づち」を手にして【高橋悠】
歴史を学び歩く【風間暁】
その当たり前は、どう創られてきた?
(2)「アルハラ」の言い出しっぺ
《今回の先生 浅野晋》
特別企画3
死にたい気持ちと一緒に生きていく
◇悲しませたくない人が今はいるから
◇「死にたい」の質が違ってきた