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トラウマと依存症 脳に何が起きている? (アスク セレクション4)

  • 初版:2024年9月20日
  • 価格:1,210円(税込)
  • 割引:20冊以上は電話(03-3249-2551)注文で2割引
  • 監修:友田明美 廣中直行
  • イラスト:森のくじら
  • 発行:特定非営利活動法人ASK
  • 発売:アスク・ヒューマン・ケア
  • 四六判/72ページ
  • ISBN:978-4-909116-52-9 C0011

【解説】

子ども時代のどんな虐待によって、脳のどの部位が、どう傷つくのか――驚くべき実態が明らかになっています。 過酷な状況を生きのびるために、脳は必死で適応します。 それはやがて生きづらさにつながり、依存症やうつ病などのリスクが高まります。

アルコール・薬物などへの依存は「快感に溺れている」状態と思われがちですが、実は違うことがわかってきています。 脳内のシステムに何が起きている……?

2人の専門家をガイド役に、探っていきます。

【目次】

PART1
虐待によって脳のどこが傷つくの?
PART2
過剰適応した脳に何が起きている?
PART3
なぜ脳は依存してしまうのだろう?
PART4
依存の進行としらふになった脳
PART5
トラウマの連鎖を防ぐために
エピローグ
傷ついた脳は回復できるのか?

2人の専門家が初コラボ!

 友田明美(小児精神科医 医学博士 )

心の傷と言いますけど、実際には心というソフトウエアというよりも、脳というハードウエアが傷つくんです。


 廣中直行(神経精神薬理学 医学博士)

扁桃体、ドーパミン神経、前頭前野……しくみを考えれば考えるほど、依存のベースにあるのは快楽追求というより、苦しさへの対処ではないか、という気がしてきます。

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