ASKアルコール通信講座 基礎クラス

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アルコール依存症について学べる日本で唯一の通信講座。
病気を理解するうえで欠かせない本人や家族の心理やイネイブリングについてもじっくり解説。

アルコール依存症だけでなく、他の依存症にも役立つ知識が満載!
家族、援助者、依存症回復者を始め、学生や関係者など多くが受講。

2020年4月、テキスト改訂しました。

受講料 10,340円(税込)
受講期間

6回の【復習テスト】を、それぞれ1ヵ月で提出していただくのをめやすとしています。
修了までの期限は1年です。

添削 6回

講座詳細

「基礎クラス」は6冊のテキストで、依存症という病気/本人と家族の心理/イネイブリング/治療の勧め方/治療の意味/回復プロセス、の順に学んでいきます。

1冊ごとに【復習テスト】でテキストの内容をおさらいし、テストの返送時についてくる【解答と解説】で、理解をさらに深めることができます。単なる添削ではなく、自助グループに参加する、自分の気持ちを手紙に書く、などのレポート課題(いくつかの中から選んでいただきます)があるのも魅力。

テキストの内容

【第1回】アルコール依存症という病気

薬物としてのエチルアルコール/フィーリング・チャート/ 依存症の進行/2つの症状群/誤解と真実/依存症からの回復 など

【第2回】本人の心理 家族の心理

一見理解しがたい行動/病気の心と健康な心/「否認」の心理/ お互いの本心はどこに?/家族はどう行動するか など

【第3回】「イネイブリング」とはなにか?

家族はどうしてイネイブラーになるのか?/プロフェッショナル・イネイブリング/ 家族はどのように行動を変えたらよいか? など

【第4回】治療をすすめる

なぜ必要か?/なぜむずかしいか?/どんな人が治療をすすめるか?/ 説得にあたるための準備/説得のチャンス など

【第5回】専門治療の意味

一般的な治療プログラムの中身/どんな合併症があるか/抗酒剤・断酒補助剤について/家族プログラムと子どもへの支援 など

【第6回】回復のために必要なもの

回復はプロセス/自助グループはなぜ「効く」のか?/再飲酒への対応/ 家族にとっての回復 など

 2020年テキスト改訂の主なポイント

(1)診断基準は、ICD-10からICD-11への移行がよくわかる内容に

(2)スクリーニングテストAUDITは、二種類の判定方法(カットオフポイント)を説明

(3)治療目標のオプションとして「減酒」も (ただしあくまで「断酒」が基本)

(4)断酒補助剤についての説明を追加

(5)暴力への対応/治療・相談の場/治療プログラム/ 合併症/睡眠薬・抗不安薬/生活バランスについて、内容を更新

専門病棟ソーシャルワーカーより

受講のきっかけは、アルコール病棟を担当することになったからです。前任者から「これをやるといい」とすすめられました。

ぶ厚い専門書を集中して読むだけの時間はなかなか取れないけれど、6冊のテキストなら小分けしてできるし、テストで確認できるのでちょうどいいかなと思いました。

専門書を読破するよりよかったと思う点がいくつかあります。
援助職だけを対象としたものだと、たとえば「否認」に関して「自我の防衛機制のひとつ」と書かれていて、読んでも腑に落ちません。

このテキストでは本人の気持ちがわかりやすく説明してあり、責める思いなしに理解できました。 家族も共通して読むようにつくられているだけに、随所で表現が工夫されているなと思いました。

援助場面でも「こんなふうに言えばすっと納得できるんだ」と参考になる言葉がたくさんありました。 復習テストが「治療・援助者コース」「家族コース」の2種類入っているのもよかったです。

私は治療・援助者コースを選びましたが、家族コースも気になって設問を比べてみると、「ご家族の場合はここが壁になるんだな」というポイントに気づくことができました。

これだけ役立って、この価格はお得!

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・電話でのお問い合わせは、03-3249-2551(平日10:00~18:00)

受講者の声より

  • アルコール依存症の方の支援に行き詰まり、 資格取得時の養成校の担当教員から、この通信講座を紹介された。 内容はとてもわかりやすく、当事者の方に説明しやすい。 また、プロフェッショナル・イネイブリングや、もえつきなど、 自分自身の業務へのとりくみ方について、冷静に考えることができた。 (精神保健福祉士)
  • アルコール専門病棟に勤務して4年目になりました。 これまで難しいアルコールの専門書を何回も読みました。 でも、この講座を受けて、短期間でポイントがわかり、よかったです。 もっと早く出会っていたらな……。ありがとうございました。(看護師)
  • 当クリニックでは入職後に受講することになっています。 テストは問題が具体的で、採点後の一言も励みになりました。 レクチャーの担当やミーティングの司会が順番で回ってくるので、 この講座の内容を活用させていただいています! (アルコール専門クリニック 看護師)
  • 担当している患者さんたちの回復の度合いが思わしくなく、 自信がなくなってきていた。 受講して、もう少し今の仕事を続けよう、と思えるようになった。 (アルコール病棟 看護師)
もっと知りたい人に
  • 受講のしかた・よくある質問

    ASKアルコール通信

    お申し込みが完了後、6回分の教材をお届けします。
    6冊のテキスト、A(治療・援助者コース)/B(家族コース)2種類の【復習テスト】、受講証、受講の手引きなど。

  • どんな人が受講しているの?

    ASKアルコール通信

    これまでに、治療・援助の関係者や、依存症者のご家族、回復者など、のべ4300人を超える方々が受講しています。ここ数年は、飲酒運転防止や、自殺防止、DV被害者支援などのため受講される方も増えています。

  • こんな人におすすめです

    ASKアルコール通信

    飲酒問題への対応が身につけられます。飲んでいる人の心理や、家族の苦しさの原因が理解できます。治療や回復について具体的にイメージでき、今後の見通しがつきます。何より、勇気と励ましが得られます!